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コペンハーゲン食紀行①

コペンハーゲン食紀行①

コペンハーゲン食紀行①

初めての北欧、デンマーク・コペンハーゲン。
スペインの学会前に、ここに立ち寄った理由はただ、ひとつ。

エルブリ(スペイン)、ファットダック(イギリス)に続く
現在世界ベストレストラン第三位の
Noma -ノマ- へ行くためでした。

去年のスペインの学会で、既に顔を合わせていたこともあり
シェフのRene(レネ)をはじめ、Nomaチームみんなで歓迎してくれました。

トータル20皿の長い夜。サービススタッフも充実しているのに、キッチンスタッフが自ら
次から次へと現れて、料理を運び、説明をしてくれる・・・
Nomaというお店全体にもてなされているようで、
雪が降った(!)デンマークの寒い一日を一気に温めてくれたようでした。

さて、その20皿の料理のうち、ほとんどが【野菜】料理。
そうなのです、Nomaの料理はほとんどが【野菜】をメインにしているのです。
その理由を聞くと、『僕、野菜が大好きだから』。シンプルな答えにレネの野菜への愛情が見えました。
アロニアでも‘タカザワ農園’という料理があるのですが
レネも同じようなコンセプトの料理を作っていました。
これは全くの偶然ですが、考えやアイデアに共通部分があるのだな、と感じました。

たくさんの【野菜】料理。
調理方法や、アプローチ、合わせる副素材、デコレーション、ソースなどなど。
色々な起伏や工夫に富んでいて、どれも、目にも舌にも美味しかった。

やさしいレネの人柄溢れる料理とチームとして作り上げる‘Noma’の姿。
レストランとして素晴らしい側面をたくさん見せてもらった僕はハッピーでした。

寒くて帰りたくなったけど(笑)、コペンハーゲンにきてよかった!
と思わせてくれたのは、間違いなくここがあるからです。