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函館料理学会

函館料理学会

2009年4月20日・21日の二日間にわたって行われた
【世界料理学会 in HAKODATE】に参加してきました。
北海道・青森・東京・大阪・シンガポール・スペイン・アルゼンチンから
約15人のシェフが集い、個々の料理哲学、想い、自分の調理方法、など
様々な発表が行われたこの料理学会は『料理人による料理人のための』学会とも呼ばれ
様々な意見交換がありました。
すごく似ている考えのシェフもいれば
違うアプローチからとらえているシェフもいる。

なかなか交じり合うことのできなかった北海道のシェフたちとの交流には、
何度もセッションをすることによって新しい音楽を作り出す・・・
そのような感覚を抱きました。

背中を向けるのでも、上にたつのでも、下におりるのでもなく
横にならんで肩を組む。
そんな函館の料理人たちの結束力とお互いへのリスペクト。
『みんなで底上げしよう!』そんな強い想いがこの学会を成功へと導いたのだと思います。
第一回となりましたが、この成功を機に、これからも続いていくこと強く願っています!

そして、この学会での出会いをさらに深めるため、
新しい‘何か’の発見のため、
学会後に小樽(北海道ワイン)→真狩村(マッカリーナ)→札幌(ル・ミュゼ)
と周りました。
マッカリーナの菅谷シェフには自然の中でのレストランのある姿を見せていただき
人柄にもふれることができました。
ル・ミュゼの石井シェフには‘刺激’をたくさんいただき、
今後の料理へのエッセンスを得ることができました。
似た料理哲学をもっているようなので、これからの‘展開’も期待できそうです!?

『料理に携わる』ことから発信されるもの、可能性を秘めていること。
料理人たちとの交流、生産者さんとの関わり、お客様との出会い。
様々な出来事が、時間が、
自分へのこやしとなり、宝となり、
そして、未来への料理人たちへ道を残すこと。
それを改めて認識することができたこの学会は、本当に素晴らしいものでした!!!