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クラクションと洪水

メキシコシティーは高原に開けた本当に広い都市です。
人口が2000万人くらいで、
都市部と東京23区とがほぼ同じ人口の840万人から860万人です。

まあ、ピンとこないかもしれませんが、
メキシコだとその多くの人たちが
車を足として使っていることが実は大問題なのです。

クラクションと洪水

日本は、JRやメトロが碁盤の目のように走って、
バスも頻繁に走っていますが、
メキシコはそこがあまり発達していないためにみんな車で通勤しています。
山手線に乗っている人が、
車で通勤しているようなことが現実起きているのがメキシコシティーです。
毎日渋滞してるんだから、車使うのやめれば?と思いますが、
ほかに手段がないから、しょうがなくみんな毎日渋滞を過ごしています。

クラクションと洪水

そこで発達した文化?が赤信号で停車中の車への物売りやクイック洗車です。
止まるたびに、水やバナナ、花、ぬいぐるみ、ギターなどなど
絶対買わないだろうというものを車の間で売り歩き、歩くコンビニ?状態です。
洗車も勝手に洗剤をかけられ、そうしたらお金を渡さないといけません。
信号ごとにそんな状況です。
お人よしな方は、おそらくそれで車がいっぱいになってしまうでしょう。

それが、早朝から始まり、すぐ渋滞。
そして、クラクションが容赦なしに鳴り響きます。
鳴らされたら鳴らし返す、これがラテン系か。

ホテルの上の階に僕は滞在していましたが、
そんな上の階の部屋でも本当にうるさくて、
プープー、パーパー、さらには、
パトカーか救急車が、ピーポーピーポー。
毎朝それで目が覚めます。

自分たちも、いざ車に乗ると、徒歩5分が車で30分の世界。
ランチ場所へも車で移動するにも、30分以上が当たり前。
往復で1時間以上。日本ならランチが終わっていると思います。
始まるのもこちらは2時過ぎからランチで、
3時ころから食べ初めて、コースを食べ終わると6時過ぎ。
毎日ディナーの時には、まだおなか一杯なので、
『これは勉強のため!』ともう、無理して食べていました。

夕方(5時から6時)になると、ほぼ毎日夕立(スコール)があって、
いきなり気温も15度あるかないかくらいまで下がり、道は川に豹変します。

クラクションと洪水

高架のある道からは滝!
いったいこの町はどうなっているのかわかりませんが、
かなりインフラの整備がおそらく出来ていないのだと思います。
浅い所で10センチ、深い所で30センチくらい位は水が流れているので、
まるでディズニーランドのスプラッシュマウンテンに乗っているかのようで、
なれると楽しくなってきます。

写真をとりまくる僕を見て、
サービス精神旺盛の運転手も深いところにわざとザブーン!!

1時間の渋滞のこんな過ごし方をするのもラテン・メキシコです。